Cargoを使ってローカルで実行

コードをローカルで試したい場合、Rust Bookの手順に従ってRustをインストールしてください。正常にインストールされたら、rustccargoが使えるようになります。最新のstableリリースのバージョンは以下の通りです:

% rustc --version
rustc 1.69.0 (84c898d65 2023-04-16)
% cargo --version
cargo 1.69.0 (6e9a83356 2023-04-12)

Rust は下位互換性を維持しているため、新しいバージョンを使用することもできます。

With this in place, follow these steps to build a Rust binary from one of the examples in this training:

  1. 「Copy to clipboard」でコードをコピー。

  2. cargo new exerciseexercise/ディレクトリを作成:

    $ cargo new exercise
         Created binary (application) `exercise` package
    
  3. exercise/ディレクトリに移動し、cargo runでバイナリをビルドして実行:

    $ cd exercise
    $ cargo run
       Compiling exercise v0.1.0 (/home/mgeisler/tmp/exercise)
        Finished dev [unoptimized + debuginfo] target(s) in 0.75s
         Running `target/debug/exercise`
    Hello, world!
    
  4. src/main.rsのボイラープレートコードを、コピーしたコードで置き換えてください。例えば、前のページの例を使った場合、src/main.rsは以下のようになります。

    fn main() {
        println!("Edit me!");
    }
  5. cargo runで更新されたバイナリをビルドして実行:

    $ cargo run
       Compiling exercise v0.1.0 (/home/mgeisler/tmp/exercise)
        Finished dev [unoptimized + debuginfo] target(s) in 0.24s
         Running `target/debug/exercise`
    Edit me!
    
  6. cargo checkでプロジェクトのエラーチェックを行い、cargo buildでコンパイルだけ(実行はせず)を行います。通常のデバッグビルドでは、生成されたファイルはtarget/debug/に格納されます。最適化されたリリースビルドにはcargo build —releaseを使い、ファイルはtarget/release/に格納されます。

  7. プロジェクトに依存関係を追加するには、Cargo.tomlを編集します。その後、cargoコマンドを実行すると、自動的に不足している依存関係がダウンロードされてコンパイルされます。

受講者にCargoのインストールとローカルエディタの使用を勧めてください。通常の開発環境を持つ事で、作業がスムーズになります。