Chromium の Rust ポリシー
Chromium では、Chromium の エリア テクニカル リード によって承認されているまれなケースを除き、ファースト パーティでのRust使用はまだ許可されていません。
サードパーティ ライブラリに関する Chromium のポリシーについては、こちら をご覧ください。Rust は、パフォーマンスやセキュリティを高めるうえで最適な選択肢である場合を含め、さまざまな状況でサードパーティ ライブラリに使用することが許可されています。
C / C++ API を直接公開する Rust ライブラリはほとんどないため、こうしたライブラリのほぼすべてで、少量のファースト パーティ グルーコードが必要になります。
特定のサードパーティ クレート用のファースト パーティ Rust グルーコードは通常、
third_party/rust/<crate>/<version>/wrapper
に置かれるべきです。
以上の理由から、本日のコースでは以下に焦点を当てます。
- サードパーティの Rust ライブラリ(「クレート」)を導入する。
- Chromium C++ からクレートを使用できるようにグルーコードを記述する。
このポリシーが変更された場合は、それに合わせてコースも変更されます。