ジェネリックデータ型

ジェネリクスを使って、具体的なフィールドの型を抽象化することができます:

#[derive(Debug)]
struct Point<T> {
    x: T,
    y: T,
}

impl<T> Point<T> {
    fn coords(&self) -> (&T, &T) {
        (&self.x, &self.y)
    }

    fn set_x(&mut self, x: T) {
        self.x = x;
    }
}

fn main() {
    let integer = Point { x: 5, y: 10 };
    let float = Point { x: 1.0, y: 4.0 };
    println!("{integer:?} and {float:?}");
    println!("coords: {:?}", integer.coords());
}
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  • Q: なぜTは2回も impl<T> Point<T> {} において指定されたのでしょうか?冗長ではありませんか?

    • なぜなら、これはジェネリクスに対してのジェネリックな実装の箇所だからです。それらは独立してジェネリックです。
    • つまり、そのようなメソッドは任意のTに対して定義されるということです。
    • It is possible to write impl Point<u32> { .. }.
      • Pointはそれでもなおジェネリックであり、 Point<f64>を使うことができます。しかし、このブロックでのメソッドはPoint<u32>に対してのみ利用可能となります。
  • 新しい変数 let p = Point { x: 5, y: 10.0 }; を宣言してみてください。2 つの変数(TU など)を使用して、異なる型の要素を持つポイントを許可するようにコードを更新します。