Matching Values

match キーワードを使用すると、1 つ以上のパターンに対して値を照合できます。上から順に照合が行われ、最初に一致したパターンのみが実行されます。

C や C++ の switch と同様に、パターンには単純な値を指定できます。

#[rustfmt::skip]
fn main() {
    let input = 'x';
    match input {
        'q'                       => println!("Quitting"),
        'a' | 's' | 'w' | 'd'     => println!("Moving around"),
        '0'..='9'                 => println!("Number input"),
        key if key.is_lowercase() => println!("Lowercase: {key}"),
        _                         => println!("Something else"),
    }
}

The _ pattern is a wildcard pattern which matches any value. The expressions must be exhaustive, meaning that it covers every possibility, so _ is often used as the final catch-all case.

一致を式として使用できます。if と同様に、各マッチアームは同じ型にする必要があります。型は、ブロックの最後の式です(存在する場合)。上記の例では、型は () です。

パターンの変数(この例では key)により、マッチアーム内で使用できるバインディングが作成されます。

マッチガードにより、条件が true の場合にのみアームが一致します。

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キーポイント:

  • 特定の文字がパターンでどのように使用されるかを説明します。

    • |or として指定する
    • .. は必要に応じて展開できる
    • 1..=5 は 5 を含む範囲を表す
    • _ はワイルドカードを表す
  • パターンのみでは表現できない複雑な概念を簡潔に表現したい場合、独立した構文機能であるマッチガードは重要かつ必要です。

  • マッチガードは、マッチアーム内の個別の if 式とは異なります。分岐ブロック内(=> の後)の if 式は、マッチアームが選択された後に実行されます。そのブロック内で if 条件が満たされなかった場合、元の match 式の他のアームは考慮されません。

  • ガードで定義された条件は、| が付いたパターン内のすべての式に適用されます。